たちばなかおる作の漫画「そもそもウチには芝生がない」の第12話のあらすじネタバレです。
前回、一平からルームメイトの女性を紹介されたスミ。
ふたりはあくまで「ただのルームメイト」と言い張るけれども、家族以上に親密でスミは「アウトォォ!」と叫んでしまいましたが・・・
第12話のネタバレ
ぬぐいきれないモヤモヤ感
編集として原稿を受け取りにきた一平に、「なっちゃんもスミさんのこと、すごく気に入ってくれたみたいです!」と報告され、なんだかモヤモヤしてくる。
親でもない、姉でも妹でもない存在にここまでべったりしている一平が、なんだか気持ち悪いのだ。
一平は自宅からDVDをもってきたので一緒に見ませんか、と言う。
だがそのDVDも「なつめ」の所有物。
次第にイライラしはじめるスミに、一平は気づいてくれない。
靴下が許せない!というスミの理論
「わかった、靴下だ!」
心のなかに溜まっていくモヤモヤとイライラの正体が、スミの中で判明した。
ほかの女の着たものと一緒に洗濯された靴下を履いて、自分の家の廊下を歩いている一平が、なんだか気持ち悪いのだ。
靴下がイヤかも、と言われて「毎日履き替えていますけど!?」と、清潔ですアピールする一平だったが、スミと噛み合っていない。
「ごめん、もう今日は帰って」
スミはさっさと彼を追い出してしまった。
夫に浮気を疑われる
その後、すぐに珍しく夫が帰ってきた。
「着替えを取りに来た」
とだけ、無愛想で「おまえ、浮気してるだろ」といきなり言う。
そして自分が昼夜問わず働いてるのにいい身分だな、と嫌味を言って「そっちこそ浮気してるの知ってるんだから!」と言い返すスミ。
だが夫はそっけない態度で「してねえよ」と否定し、さっさと出て行ってしまう。
逆ギレしてしまうスミだったが・・・
第12話の感想
すごくいい人!というポジションで登場した編集の一平くんでしたが、次第に彼とスミとの間に大きなミゾができていきます。
まったく悪気がないのはわかるんだけど、これがジェネレーションギャップ、というものでしょうか。
不思議なくらいに噛み合わず、ふたりの会話がすれ違っています。
何が悪いのかわからないまま、「靴下が嫌」と追い出された一平。
そして帰宅してきた旦那に浮気を逆に疑われ、さらに旦那自身は浮気を否定。
しちゃかめっちゃかな状態な小野寺家です。
次回、新潟へ嫁入りしようと張り切っていたマキが、「もうだめぇ」と泣きながら乱入してきます。
第13話の感想