たちばなかおる作の漫画「そもそもウチには芝生がない」の1巻ラストに当たる第13話 再集結のあらすじネタバレです。
一平への評価が激落ちし、夫に逆に浮気を疑われてパニクるスミ。
そんなスミのもとに、新潟にいたはずのマキがやってきて大騒ぎします。
第13話 再集結のネタバレ
マスカラ涙のマキ登場!
「スミィ〜、わたし、もうムリィ〜」
スミの家に、マスカラ涙を流すマキがやってきた。
「お義母さんのお手伝いもしたよ・・・
お義父さんの介護もしたよ・・・
稲刈りも手伝ったよ・・・
雪かきも頑張ったよ・・・」
彼氏のために新潟に移住して、望まれていたとおりに農作業の手伝いや義理の父の介護もして、頑張った、というマキ。
気が滅入るような曇天に「曇だけ〜」と言いながら、嫌なことも乗り越えてきたという。
待つ立場にはなれなかった
マキの今までの生活は、バーで働き、自分の帰りを待ってくれている彼氏のために頑張ってきた。
でも、逆に誰かのために「待っていてあげる立場」には、どうしてもなれない。
「このまま入籍してもいいなぁっておもったけど、良ちゃんの帰りを待つ生活はムリでした」
新潟を去ったのはいいものの、アパートを解約してしまい、お金も残り少なく行くところもないと泣く。
恵子もやってきた!
恐ろしくいいタイミングで、恵子もスミの家を訪ねてきた。
マキがいることに驚いたものの、とりあえず自分の状況報告をする。
「お義母さんがホームに入ったの」
お腹に赤ちゃんがいる状態で、認知症気味のお義母さんの面倒はみれない。
「出産までの3ヶ月間、自分だけの時間を楽しむって決めたの」
けれども、実は夫の太一とは、出生前診断を受ける受けないでケンカして、ギクシャクしたままだという。
みんなで住んじゃえ!?
スミもまた、さきほど旦那が出ていったうえに、一平との関係も「ナシ」と決断したことを話した。
それぞれ立場は違えど、女ひとり。
子供たちが帰宅して、恵子とマキがあやしてくれている姿を見て、スミはふと思う。
「みんなでウチに住んじゃう?」
第13話 再集結の感想
旦那や彼氏と、なかなかうまくいかない女たち。
お互いの悩みや愚痴を言い合っているうちに、女同士で暮らしてしまうのが一番ラクだと気づいた様子です。
マキの「曇だけ〜」もアレですが、恵子さんは本気でヤバイですね。
公務員の夫とこれから生まれてくる子供のことで見解が合わず、高齢出産のせいでもし障がいを持って生まれたら、夫は逃げ出すと断定しています。
やはり女性って、「子供」が一番ですから、恵子さんにとっての一番大事な存在はお腹の子になります。
「だったら今のうちに別れてもいいかな」という恵子さんの顔がコワかった(笑)
女友達3人が再集結して、男に振り回されるよりも、いっそみんなで一緒に暮らしてしまったほうが幸せになれるんじゃないか。
そんな方向に向かっていますが、ホントに楽しそうでいいですねぇ。2巻はいつかな〜。楽しみです。
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