たちばなかおる作の漫画「そもそもウチには芝生がない」の第9話 言ってほしいのあらすじネタバレです。
スミの編集くんとの再婚願望につづき、今回はマキが「プロポーズされた」と爆弾発言。
でも、それにはもれなくオプションがついていて・・・
第9話 言ってほしいのネタバレ
マキが彼氏にプロポーズされた!けれども
スミの離婚と再婚について、マキと恵子はだいぶあっさりした結論をだした。
「好きにすればいいよ。子どもたちもわかってくれるわ」
おわり。
そして、つぎにマキが自分の話を始める。
「良ちゃんにプロポーズされたの!」
まさかの発言に、スミと恵子はびっくり。
相手の条件が悪すぎる
年下の彼氏からプロポーズ、というと嬉しい報告のようであったが、よくよく聞くと悪条件だった。
「新潟へ引っ越し」
「両親との同居」
「お義父の介護」
「農作業の手伝い」
もれなくこの4つのオプションがついてくる、というのだ。
「ダメダメダメダメダメダメ」
スミと恵子は即座にNGを出す。
いくらせっかくのプロポーズだからと言って、それではバラ色の結婚生活ではなく、どう見ても疲弊するだけの体のいい労働力としての嫁ではないか。
ダメ出しされるマキ
マキは意外に乗り気だったが、ふたりから連続でダメ出しをされ続けて泣いた。
東京から出たこともないのに、ど田舎なんて!というスミ。
同居での介護って・・・大変だよ?大変だよ?大変だよ?と、三回「大変」で念押しをする笑顔の恵子。
あまりにもマキの負担が大きい「お手伝いさん」な結婚に、ふたりは反対する。
最後は超テキトーな励ましで
「田んぼも、介護もわたし、超がんばるつもりだったのに。
ふたりとも、やさしくない」
ふたりからの怒涛のダメ出しに、半泣きしながら反論するマキ。
でも、マキがやる気だと知るとふたりはコロッと
「がんばってマキちゃん! マキなら大丈夫!」
と、適当な励ましで済ませてしまうが・・・
第9話の感想
絶対、うまくいかないよねという条件のプロポーズをされたマキ。
本人は脳天気なので「乗り気」になっています。
でも都会っ子のマキの生活をよく知っているスミは都会の便利さから離れられるわけがない、と言うし、介護の大変さを骨の髄までわかっている恵子も「すすめない」と言います。
客観的に、水商売で気ままな独身生活をしてきたマキが、いきなりど田舎の農家で義理の父を介護しながら、畑も手伝う生活というのは無理っぽいですよね。
こういうのは一度やってみて「やっぱりダメだった」と本人が思わなければ、どうしようもないでしょう。つづく。
第10話の感想